語学の虎の巻 [書評]英語・外国語学習法 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2007/12/16

[]022号 「『超』英語法」 15:11 022号 「『超』英語法」 - 語学の虎の巻 [書評]英語・外国語学習法 を含むブックマーク はてなブックマーク - 022号 「『超』英語法」 - 語学の虎の巻 [書評]英語・外国語学習法 022号 「『超』英語法」 - 語学の虎の巻 [書評]英語・外国語学習法 のブックマークコメント

  

メルマガの原稿は時間があれば妻にチェックしてもらっていますが、先週ご紹介した野口悠紀雄「『超』英語法」について、「ちょっと厳しすぎるのでは?」というコメントをもらいました。

 

学習書も何冊も読んでいると、同じ内容にあちらこちらで出会うことになります。

音読がよいとか、教科書を覚えるのがよいとか。

最初にそれを見つけた本はすごく良い印象を受けるのですが、二番目に別の本で見たときには感動がありません。(結果として中身のない本と思ってしまうこともあります)

その意味では、本に対しての評価が公平ではないとなります。

 

このメルマガは書評と言いつつ、「様々な」学習法を紹介しつつ私自身の考えを整理していくということを狙いとしていて、結果として、「音読が良いよ」ということを何度も書くことはしません。

 

「『超』英語法」は、「投資の英語/消費の英語」という枠組みを提示してくれたこと、「供給者側の論理で学習プログラムが提示されている」という視点を提示したことに関して、極めて重要なポイントだと思っております。

 

ただ、それ以外について特筆することが無かったことと、「母音の発音軽視」「カタカナを使っての発音分析」については、害が大きいと判断してコメントしたものです。

 

 

井上大輔井上大輔2007/12/18 23:29こんにちは、上の本は僕も読みました。僕は、逆に、母音軽視のコメントに関しては、英語教育の観点から見て優れていると思いました。なぜかというと、母音の発音に関しては、出身地によってネイティブの間でもかなり違いがあるからです。下のアルクのページに「アメリカ英語・イギリス英語、違いは母音」という項目があるとおりです。また、心理言語学の実験でも、子音の違いは聞き取りに影響をそれほど与えないが、母音の違いは聞き取りに影響を与えることがおおいというものがあります。

http://www.alc.co.jp/eng/eiga/accent/accent05.html

melmamelma2007/12/19 12:26井上さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
 
前段の部分は、「ネイティブの間でも母音の発音はかなり違うので、駅前留学などするケースで毎回講師が変わるような場合は、母音の習得を諦めましょう」という意味であれば賛成です。
私は、(どこ風の発音体系を身に付けるにせよ)自分の中では母音の発音が揺らがないようにしておく必要があるという観点で、母音「も」重視してくださいという意見です。
 
いただいたコメント後段にあるように、母音の違いが聞き取りに影響を与えるからこそ、自分の母音体系をしっかりし、相手の母音体系とのマッピングが容易に形成できるようにすることで、いろんな発音に対応できるのではないかと考えております。
 
今後ともよろしくお願いします。
 

井上大輔井上大輔2007/12/19 23:42>子音の違いは聞き取りに影響をそれほど与えないが、母音の違いは聞き取りに影響を
>与えることがおおいというものがあります。

すいません、これ逆です。”「母音」の違いは聞き取りに影響をそれほど与えないが、「子音」の違いは聞き取りに影響を与えることが多い”です。つまり、母音は聞き取りにそれほど影響を与えないのです。だからこそ、母音が違っている英語と米語の話者同士がコミュニケーションできると言われています。間違ってしまってすみません。

melmamelma2007/12/20 00:19井上さん、了解です。
 
前半と後半で逆のような気がしていました。
 
他方、野口さんは米語は大丈夫だが、イギリス英語や、インド英語や、その他の英語が聞き取れないとおっしゃいます。
これは単なる慣れの問題でしょうかね。
 
私が一番聞き取りにくいと感じるのは国際線の日本人スチュワーデスの英語アナウンスです。
母音の一貫性の無さが一番の原因だと私は思っているのですが。
 

井上大輔井上大輔2007/12/23 23:56スチュワーデスの英語アナウンスを意識して聴いたことはないのですが、どんな感じなんでしょうか?第二言語習得では、学習者はその言語に特徴的な音を過剰に出そうとするという現象がありますが、そういう感じでしょうか?

melmamelma2007/12/31 10:16井上さん、こんにちは。
 
基本的にはアメリカ英語風であることが多いです。
私は女性のアメリカアクセントは好きなのですが、「風」なだけで混乱している感じがして、居心地が良くありません。
母音については、例えば、bag と map など、同じ母音を予測しているところで、後者をmopの様に発音されるというようなケースです。
 
これも慣れの問題かも知れませんね。スチュワーデスさんともっとお知り合いにならないと。

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2007/07/29

[]004号 「外国語学習に成功する人、しない人」 16:55 004号 「外国語学習に成功する人、しない人」 - 語学の虎の巻 [書評]英語・外国語学習法 を含むブックマーク はてなブックマーク - 004号 「外国語学習に成功する人、しない人」 - 語学の虎の巻 [書評]英語・外国語学習法 004号 「外国語学習に成功する人、しない人」 - 語学の虎の巻 [書評]英語・外国語学習法 のブックマークコメント

 

86ページに、「誤用分析の限界」という項があります。

 

学習者の間違いを分析することで、習得パターンが分かるというものです。

 

他方、「学習者は使いにくい表現を『回避』することがあります」として、誤用分析の限界を指摘します。

 

確かに、そのような傾向はあります。

 

しかし、誤用として収集されたモノがあるのであれば、それを分析するのは有効でしょう。

先日購入した「日本人英語誤用診断辞典」(研究社出版)

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日本人英語の誤用診断事典

 

独学の場合、訂正してくれる先生がいないとつらいものがあります。

和文英訳、和文●訳、などの問題集をやったとしても、模範解答以外の答が受け入れられるのかどうか、判断がつきません。

 

このような本は、日本人ありがちな誤りを提示していることから、「誤りはどこでしょう」と言われても見つけにくいです。自分の間違いではないのですが、確かに自分でも間違えそうな状況がたくさん収集されています。

 

英語らしい表現を獲得するには、すなわち、英語らしくない表現を見た時に気がつく/違和感を感じるためには、一つには正しい表現にたくさん触れるということが必要なのですが、やはり、誤用例から学ぶ必要があるでしょう。


 

 

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2007/07/23

[]003号 「古代への情熱22:03 003号 「古代への情熱」 - 語学の虎の巻 [書評]英語・外国語学習法 を含むブックマーク はてなブックマーク - 003号 「古代への情熱」 - 語学の虎の巻 [書評]英語・外国語学習法 003号 「古代への情熱」 - 語学の虎の巻 [書評]英語・外国語学習法 のブックマークコメント

 

第一号で紹介した千野栄一外国語上達法」を読み返していたら、いきなり4ページ目に、「シュリーマンの『古代への情熱』は愛読書の一つで、シュリーマンがつぎつぎと外国語をモノにしていくところは繰り返し読んだ」とありました。

 

岩波文庫版で読んだのかなぁと一瞬思いましたが、きっと原書で読んだのでしょうね。

 

このように、いろんな本がいろんな本を紹介していて、そのつながりで読書が拡がっていくのは「笑っていいとも」のテレフォンショッキングのような感じです。

 

もちろん、昔の人が今の人を、シュリーマン千野栄一を紹介するわけにはいきませんので、最近の本から昔の本を遡るということになります。

 

それはブログトラックバックみたいなものですね。

 

メルマガでは訳の違いについて書きました。

 

ドイツ語をやって、原書に当たろうかという気が少しだけしています。

 

 

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2007/07/20

[]002号 「なんで英語やるの?」 00:22 002号 「なんで英語やるの?」 - 語学の虎の巻 [書評]英語・外国語学習法 を含むブックマーク はてなブックマーク - 002号 「なんで英語やるの?」 - 語学の虎の巻 [書評]英語・外国語学習法 002号 「なんで英語やるの?」 - 語学の虎の巻 [書評]英語・外国語学習法 のブックマークコメント

 

普段以上に大げさな動きで発音練習を行うのは、他に「ジングルズ」という団体があります。

 

かつて、お試しレッスンに参加した時の記事はこちらにあります。

http://shibutora.g.hatena.ne.jp/shibutora/20061223/1166838481

 

会社の同僚が、ここのCDを使って発音強化トレーニングを開始しました。

結果をまたご報告します。



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2007/07/15

[]001号 「外国語上達法」  22:33 001号 「外国語上達法」  - 語学の虎の巻 [書評]英語・外国語学習法 を含むブックマーク はてなブックマーク - 001号 「外国語上達法」  - 語学の虎の巻 [書評]英語・外国語学習法 001号 「外国語上達法」  - 語学の虎の巻 [書評]英語・外国語学習法 のブックマークコメント

 

第7章 「教師」より

外国語上達法には、ことばについての理論である言語学と、学習の中で重要な意味を持つ記憶を扱う心理学と、教授法を論ずる教育学の三つの基礎が必要である。(114ページ)

 

言語学関連の本も入門書を中心に何冊か読みました。

それでも、即効薬を求めて、SLA(第二言語習得)関連が中心です。

じっくりやらなければと思っているのですけれど。

 

心理学も、言語に近い部分はアンテナに引っ掛かってきますが、これも基礎からやらないといかんですね。

 

教育学は、定年後に外国語教室をやるために始めましょうか。


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2007/07/01

[]創刊準備号 13:26 創刊準備号 - 語学の虎の巻 [書評]英語・外国語学習法 を含むブックマーク はてなブックマーク - 創刊準備号 - 語学の虎の巻 [書評]英語・外国語学習法 創刊準備号 - 語学の虎の巻 [書評]英語・外国語学習法 のブックマークコメント

  

講読登録者は37名になりました。ありがとうございました。

 

読者の方から早速質問をいただきました。

 

メルマガで、単語集、会話・フレーズ集は扱わないと宣言してますが、

文法書は、対象ですか?ついでに言うと、辞書も対象ですか?

 

週間でメルマガを発行するとなると、一週間でレビューする必要があるのですが、文法書や辞書は一週間で読み切ることは難しいですね。

(そもそも通読するようなものかどうかという問題がありますが)

 

もちろん、本を紹介している中で辞書の選び方、文法書の選び方という話になれば、それに合わせて書いていきたいと思っております。




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