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2008/07/08

外国語運用における処理の自動化とメモリーの開放

08:07

 

メンタルレキシコンの話は、本も講演も良かったのですが、最近ジワジワと私の考えに影響を与えているのは、「ワーキングメモリーが有限なので、いかにして外国語処理を自動化していくか」がポイントだろうということです。

(自動化した瞬間、その処理はメモリーから外れ、メモリーを開放する)

 

外国語で会話しているときは母語の時と比べて知能レベルが落ちると言われるのは、外国語処理にメモリーを取られて、「考える」ことに頭が回らないと言うことでしょう。

 

外国語の場合、読む・聞くにおいて、その瞬間瞬間では理解している(つもりな)のに、全部終えてから振り返ると、全体としてなんだったかがわからないことがあるのも、(私だけ?)、瞬間の理解にメモリーを取られて、全体の中での位置づけを考えながら部分を理解していく作業ができなかったと言うことでしょう。

 

内容はわかったが、どんな表現が使われていたかはおぼえていないというのは、意味処理にメモリーを取られすぎて、表現に気を配る「余裕」(まさしく余裕)が無かったと言うことでしょう。

 

メモリーに余裕があれば、気持ちに余裕ができて、母語であればやれるであろういくつもの作業がマルチタスクでできるようになるのです。

 

両手両足を操るキーボード奏者やドラマー、あるいは車の運転。

最初は気持ちがいっぱいいっぱいですが、慣れてくれば運転しながらラジオを聞いたり、同乗者とおしゃべりができるようになるわけです。

 

パソコンの Windows のタスクマネージャーのように、今、どのプロセスがどのくらいメモリーを消費しているかがわかると、どの分野を強化して自動化していけば良いかわかるので、とても役に立つのですけれど。

 

「英語のメンタルレキシコン」の書評はこちら 

http://shibutora.g.hatena.ne.jp/melma/20080625/1214393084

 

 

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