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2009/02/22

連濁 

21:55

 

先日読んだ「探検!ことばの世界」で面白かったのは、連濁の話でした。

 

おお+たいこ = おおだいこ <- 「たいこ」が「だいこ」と濁る。

びんぼう+かみ = びんぼうがみ

 

しかし、

びんぼう + しょう = びんぼうしょう

 

後半が大和言葉でないと濁らないということです。

 

ではここで、次の二つの意味の違いを述べなさい。

 

1)にせたぬきじる

2)にせだぬきじる

 

わかりますか?

 

1) は、「たぬきじる」の偽物

2) は、「にせだぬき」の「しる」

 

二つのことばが結びつく時に、後ろのことばに既に濁音がある時は、濁らないという法則があるそうです。

 

すなわち、「たぬき」+「しる」=「たぬきじる」なのですが、

「にせ」+「たぬきじる」の場合は、既に後ろのことばに「じ」という濁音があるので、「にせだぬきじる」とはならずに、「にせたぬきじる」のままということです。

 

これにたいして、2)では、まず「にせ」+「たぬき」=「にせだぬき」が作られます。

次に、「にせだぬき」+「しる」なのですが、後ろの単語に濁音はありませんので、つながる際に濁って「にせだぬきじる」となるのです。

 

このような規則を知らなくても、日本人はしばらく考えると違いが分かるようです。

(会社の同僚に2人に聞いたのですが、2人とも分かりました)

 

ちなみにこの法則は「ライマンの法則」と呼ばれているそうで、日本に地質学調査に来たドイツ人のライマンさんが発見したそうです。

 

これに関して先日、例外を発見したと小躍りした事件がありました。

 

「いぬ」+「こや」=「いぬごや」(連濁が起きる)

しかし

「てら」+「こや」=「てらこや」(連濁が起きない)

 

調べてみると(調べなくても分かりそうなモノだったのですが)、寺子屋は「寺」+「小屋」ではなく、「寺子」+「屋」なので、濁りようがなかったということでした。

 

ちゃん、ちゃん。

 

 

 


 

探検!ことばの世界
探検!ことばの世界大津 由紀雄

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