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2009/05/18

よしもとばななのイタリア語訳

23:41

 

そう言えば昨年10/12の日本通訳翻訳学会の例会は、よしもとばななの作品をイタリア語訳しているアレッサンドロ・ジェレヴィーニさんの講演がありました。

http://shibutora.g.hatena.ne.jp/shibutora/20081012/1223900867

 

当時の記事に書かなかったのですが、私の質問の一つめは

 

「よしもとばななの作品のイタリア語訳はアレッサンドロ・ジェレヴィーニ氏と、ジョルジョ・アミトラーノ氏の2人が行っているが、訳者のスタイルが異なることで、イタリアの読者が混乱するのではないか。「イタリアンばなな (生活人新書)」において、吉本氏は、これはアレッサンドロ、これはジョルジョと、ひとりでに訳者が決まると書いているが、それよりも何も『俺が一人でやれるから全部俺に回せ』とは思わないのか」

 

と言うものでした。

 

ジェレヴィーニ氏の答は

「イタリア語訳はアミトラーノ氏のものが先に出ていて、かつアミトラーノ氏は指導教官だったこともあり、自分が訳す際にはアミトラーノ氏のスタイルを出来るだけ真似ようとした。自分一人に回せという点については、吉本氏が多作なので、一人ではとても追いつかない」

というものでした。

 

質問の二つめは

「日本語は漢字の文字から受ける印象があり、名前、地名がローマ字になった瞬間失われてしまう。それを翻訳に取り込もうということは考えないのか」

これに対しては

「以前はそのような翻訳のやり方もあったが、最近は無い」

ということで、私の勉強不足でした。

 

 

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