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2009/09/08

日本通訳翻訳学会 年次大会1日目 (1)

00:01

 

ということで眠い目をこすりながらたどり着いた金城学院大学は山の途中にありました。

駅からのこの上り坂は体力付くでしょう。ヒップアップにも。

今年創立120周年とのこと。とても素敵なキャンパスでした。

 

午前中は基調講演と総会です。

 

基調講演の時の写真はこちら

http://a-mizuno.blog.so-net.ne.jp/2009-09-07

写真右端のオレンジのポロシャツが私です。(アリバイ成立。意味不明)

 

総会に出るのは初めてでしたが、活発な発言が交わされて、昼食の時間に食い込む程でした。(昼食だけに「食い込む」とは)

 

総会の議長は、学会の会長の鳥飼先生です。

落ち着いて会を仕切っていらっしゃいました。

 

「とりかい」というお名前に深い「理解」が隠れているわけですが、逆さから読む「いかりと」と「怒り」も隠れているわけです。

一度しかお話ししたことが無いのですが、怖い方かしらん。

 

昼食は学食を開けていただきました。

臨時営業でしたので、ご飯ものは 鮪のたたき丼、カレーライス、麺類はうどん(山菜、きつね)、ラーメン(味噌、醤油、塩)。

カレーはビーフしかなかったので、私は食べられませんでした。

キリスト教系の大学ということで、ビーフは大丈夫なのでしょう。ヒンドゥー教系だったら、ビーフは置いてなかったかも。

イスラム教系だったら...(以下省略)

 

午後の特別フォーラム「手話通訳と音声通訳の接点を探る」はとても良かったです。

 

学会は有名な方がいっぱい参加されていて、近藤正臣先生とか、山田優さんとか、西村ともみ先生とか、ドキドキです。

 

それはそれとして。

 

日本手話が日本語とは別の言語体系を持っているとか、日本手話と日本語に近い日本語対応手話があるとかの話は、学会に参加させていただいてから知りましたが、音声日本語から手話への同時通訳の実演、日本手話と日本語対応手話のバイリンガル(音声日本語を入れればトリリンガル)の手話通訳士の方の話とか、感動ものでした。

 

ご紹介をいただいた本を二冊、休憩時間に購入しました。

 

手話の世界を訪ねよう (岩波ジュニア新書)」はお薦めです。

 

近藤先生の本の30ページに以下の記述がありました。

英語で「通訳する」という単語は、interpretです。これはもともと「解釈する」という意味の言葉でした。ですから、「あのピアニストのショパンのinterpretationは斬新だ」というふうにも使います。私は、通訳者も講演者・発言者の発するメッセージを「解釈している」と思っています。

 

少し前に読んだ「言葉を育てる―米原万里対談集 (ちくま文庫)」にも似たようなことが書かれていました。

田丸公美子さんとの対談の中で

通訳者のことをtranslatorではなくて、interpreterと言うのは、「解釈者」ということだものね。話者が一番言いたいことは何かを理解してそれを伝える能力が求められる。(198ページ)

 

似たような話で思い出したのが、イタリアのサンレモ音楽祭でした。曲の紹介の時に司会者が

作詞:だれそれ

作曲:だれそれ

指揮:だれそれ

(歌う人) interpretato da

と言っていました。

 

歌手が歌うのではなく、歌手が解釈するのです。

 

 

 

 

 

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